これまでは採用するまでが人事の仕事という部分があって、人財育成は店舗に任せるという感じがありました。育成方法のガイドラインもないため、担当する人によってやり方が違い、成長速度に影響を与えることも。

店舗勤務を経験した身としては、そういった環境は整備したいという思いがあり、ブラザー＆シスター制度を取り入れました。ガイドラインを示すことで育てる側も育てられる側も成長過程を共有できるので、優秀な人財を育てる環境ができつつあるのではないかと思います。

ユーコーは創業７０年を超える長い歴史を刻んできましたが、それほど長く続いているのは時代や環境に適した変化を遂げてきたからだと思います。

今回ご紹介した研修制度の選択制や育成制度にしても、多種多様な働き方が求められる中、会社として回答のひとつに過ぎません。これからも求められるものに最善の施策を模索し、変化に対応していきたいと思います。その一つ一つを積み重ねて、従業員の皆さんが誇りをもって、これからもずっとユーコーで働きたいと思えるような会社にしていきたいと思います。