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副社長・常務対談

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今、私達に出来ること。リード

創業60周年を機に作ったキャッチフレーズの意味

副社長:創業60周年のキャッチフレーズ、“もっと笑顔! もっと元気!”。本社をはじめ、各店の従業員にも随分、浸透してきたのではないですか。
常 務:そうですね。少しずつですが、感触はありますね。ただ、あくまでも「表面的に」というレベルであって、本当の意味での「もっと笑顔!もっと元気!」ということを考えるとまだまだかなと思いますので、その辺も更にグループ全体に浸透するよう働きかけていきたいと考えています。
副社長:本当の意味での「もっと笑顔!もっと元気!」ですか?
このキャッチフレーズの制作者である常務から、今一度フレーズの真意を説明してもらいたいんですけれど。
常 務:はい、今、業界も含めて社会情勢が暗い話題ばかりで非常に元気がない、そんな中ユーコーは創業60周年を迎えることができました。それは社会、お客様、従業員、取引先等のステークホルダー(企業をとりまく利害関係者)のおかげであるということは紛れも無い事実です。
そしてそのステークホルダーに対して、60周年を迎えることが出来た事への感謝の意を込めて何か恩返しがしたいと思った時に、人間の持つ6つの感情(「喜び」「悲しみ」「驚き」「怒り」「恐れ」「嫌悪」)の内、人を幸せの連鎖へと結び付ける「喜び」を表す「笑顔」とそこから沸いてくる「元気」をもっと使うことが出来れば、なにかお返しできるのではないかと考えたんです。
副社長:なるほど。それが経営理念の部分にある、「お客様」「従業員」「社会」の笑顔と元気を創造するということですね。つまりステークホルダーと「笑顔と元気」を共有し皆が幸せになれる様な「笑顔」「元気」のサイクルを創り出すということですね。私もたくさんの店を見て思うのですが、もっと「笑顔と元気」から始まるサイクルを作り出したいと思うんですよね。従業員が単純に「笑顔で、元気よく接客を」とは思ってほしくない。我々が「笑顔」で「元気」であることでステークホルダーにナニをお返ししていけるのか、皆がhappyになれるきっかけとして自分達にナニが出来るのかというところまで、常に考えていてもらいたい。従業員全員が「考えること」が出来る企業は、相当強いですよ。

共に分かち合う”人財”は、まさに会社の宝

副社長:経営指針のひとつに「人財の尊重」を掲げ、自立する人を支援することを謳っていますよね。私としてはやはり「考えることが出来る人」ということになりますが、常務が応援したいと思う社員像というのはどんな人ですか?
常 務:私も基本的には、副社長のおっしゃる像と同じ考えですが、加えていうならば会社のためというよりは、自分のために働いてほしいと思っているんです。自分のために頑張ることが会社の利益に繋がっていくようなサイクルを作りたいと思いますね。
副社長は具体的に理想の社員像ってお持ちですか?
副社長:なんとなくの右へならえではなく、本質的なことがきちんと分かっている人。つまり、企業理念の行動指針に基づいている人ですね。本質を理解していないと、お客様が来店なさったから挨拶をしなければ、といった応対しかできない。お客様の立場からは、なんとなく挨拶されているのかそれとも、もてなそうという思いを込めて挨拶されているのかは一目瞭然なんですよね。
常 務:そうそう。なぜ挨拶が必要なのか? それも「もっと笑顔!もっと元気!サイクル」の一部なんです。ナニを伝えたいのかきちんと考えて行動に移すと、同じ「いらっしゃいませ」でも声のトーンや会釈の角度、顔の微笑み具合などが自然と変わってくるはずなんです。
副社長:要は一つひとつの行動に、その人自身の意志があるのか否かということですよね。私達も、もっと従業員との距離を縮めて、皆さんの意思に触れていくべきだとも思いますしね。
常 務:そうですね。それは私も同様に思います。会議とかでもね、興味のある人はいつでも参加してもらっていいと思っているんですよ。将来的にはもっと企業の透明化を図って、役員会議などは社内にネット中継をしてみてもいいとさえ考えています。共に思いを分かち合える社員やスタッフというのは、まさに会社の宝。経営指針の“人材”をあえて“人財”としたのには、実はこういった意味合いも含まれています。

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代表取締役副社長
金海基泰

次世代を担うトップが語る これからのユーコー像

常 務:これからのユーコーについて副社長はどのようにお考えですか?
副社長:経営面からいえば、売り上げの桁をランクアップさせて一兆円企業にしたい。それは一兆円売り上げたという結果がほしいのではなく、一兆円の売上を視野にいれ実現していける一段上の企業体を目指したいということです。
常 務:私は社員にもスタッフにもお客様にも、とにかくユーコーにかかわってよかったと思われる企業にしていきたい。そこに行けばみんな笑顔になる、言うなれば『ディズニーランド』のようなお客様に喜んで頂くことに一切妥協のない姿勢が詰まった空間を提供していける企業になれたら本望ですね。まさに皆が幸せになれるようなサイクルを生み出せる企業体を目指したいです。
副社長:この業界でカリスマと呼ばれるほどの社長は、とてつもなく偉大で私は次世代を担う立場でありながら、一人では到底越えることができないと思っています。でも、私には頼りになる弟、常務をはじめ全従業員がいますしとても心強いです。
常 務:副社長と私は長男と次男という立場で育てられたこともあって、昔から役割分担ができています。見た目も性格も全く違いますが、違うからまたよかったりもする。
副社長:経営に関しても、方向性は同じだけれど意見が違うから話し合える。
常 務:その違いは変なところにも出ていますよね(笑)例えば副社長は社長が笑顔だと嬉しいでしょう?
副社長:確かに、社長が笑顔で喜んでくれると単純に嬉しい。

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常務取締役
金海基樹

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常 務:そうですね。それは分かります。でも僕は、くさい言い方ですが本当は、副社長が喜んでくれることが嬉しかったりするんですよ。でもやはり最終的には会社がよくなることが社長も副社長も、従業員の皆も一番嬉しいはずだし、目指す方向が一緒であるが故に例えその方法論の議論で社長や副社長と意見が食い違ったとしても、この考えは変わりません。だから、よく社長とも副社長ともぶつかるんですけれど・・・(笑)
副社長:(まぁまぁその話はいいからと兄貴ぶりを発揮しつつ、話題を変えて)年々、私達の業界は厳しさを増していきます。競争も激化していくでしょう。しかしながらその一方で、私はこの今の状況を決して悲観的には考えていません。ピンチはチャンスという言葉もありますからね。またそのピンチをチャンスに変えていけるだけの力が、我々にはあると確信しています。
常 務:将来、“私はユーコーの一員なんだ!”とみんなが自慢できる企業にしていきましょう。では最後に、副社長からご挨拶を頂けますでしょうか?
副社長:はい。ユーコーを代表して、創業60年を支えて頂いた皆様に心からお礼を申し上げます。これからもユーコーは「笑顔」と「元気」をキーワードに、常に挑戦し続ける企業でありたいと思っています。今後とも変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い致します。

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